今回は、マンション購入を検討されている方のために、マンションの修繕積立金について解説します。
マンションの修繕積立金とはどういうもので管理費とは何が違うのか、これをまず解説したうえで、修繕積立金が値上げされてしまう理由などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
マンションの修繕積立金とはどんなもの?
マンションの修繕積立金とは「マンション共用部の長期修繕計画にもとづく大規模修繕などにかかる費用に充てるために、マンションの各所有者から毎月徴収するお金」のことです。
ちなみに長期修繕計画とは、25年や30年といった長期的な視野で建物の劣化などを想定し、マンション共用部の修繕箇所や内容を定めたもの。
修繕積立金は、マンション分譲時に作成された長期修繕計画を根拠に決められます。
修繕積立金は管理費と混同されることもありますが、管理費との違いは以下のとおりです。
●管理費:日々の保守点検および、清掃や防犯、管理にかかる人件費などに要する費用に充てられる
●修繕積立金:長期修繕計画にもとづいた大規模修繕などに要する費用に充てられる
マンションの修繕積立金が値上げされてしまう理由
マンションの修繕積立金は、マンションに長年住んでいるうちに値上げされることも少なくありません。
その理由としては「そもそもマンション分譲時に作成された長期修繕計画の見通しが甘かった」というのも挙げられますが、それだけではありません。
実は修繕積立金の積み立て方式には「段階増額方式」と「均等積立方式」の2種類があります。
段階増額方式は「その時点のマンション所有者が、その時点で必要とされる修繕費用を負担する」という方式なので、マンションが古くなればなるほど修繕費用がかさむため、結果的に値上げされていくのです。
これに対して均等積立方式は「建物や設備の維持管理に生涯必要となる費用を想定して入居当初から均等に負担する」という方式なので値上げリスクは低いですが、入居当初の修繕積立金の負担は段階増額方式よりも重くなります。
もちろん均等積立方式であっても「当初の想定が甘かった」ということで値上げされる可能性はゼロではありません。
どんな理由で値上げがあったとしても、マンション所有者が修繕積立金を支払わなければ「必要な工事をするための費用が足りず、工事に着手できない」という事態に陥り、そうなると一気に建物の劣化は進んでしまいます。
修繕積立金は「将来的に値上げの可能性もあるが、それでも必ず支払わなければいけないもの」と理解しておきましょう。
まとめ
今回はマンションの修繕積立金の概要や、値上げの理由などを解説しました。
マンション購入の資金計画を立てる際には、管理費や、この修繕積立金の負担分もしっかり考慮しておきましょう。
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