親子リレーで住宅ローンを組むと、2世代で返済していく仕組みのローンです。
親子でローンを組むと、長期ローンを組めない高年齢や1人で借りるよりも資金が増えるため子どもにもメリットがあります。
今回は、ローンを組むのに悩んでいる方に向けて、「親子リレーローン」についてご紹介していきたいと思います。
親子リレーで住宅ローンを組む際の返済の仕組み
ローンの支払いは、80歳までに完済しなければいけません。
高齢で住宅ローンを組むと完済が難しいため、組めなくなる場合もあります。
そのような事態にならないため、親子で住宅ローンを支払うと自宅を購入できます。
ローン年数が35年で設定する場合は、「親が15年」「子どもが20年」で返済するなど、年数を自由に組み替えられる仕組みです。
年収が400万円以上だと35%までのローンを組めて、400万円以下だと30%以下で組める仕組みです。
親子リレーで住宅ローンを支払う場合のメリット
親子リレーで住宅ローンを支払うと1人でローンを組むよりも多くの額を借入できます。
長きに渡り支払えて、高い金額を借入できるメリットがあります。
親子でローンを組むと借入額があがる
子どもが1人でローンを組むよりも、2世代で借りると1人よりも多いお金を借りられて、高い住宅を購入できます。
収入が多くない子ども世代には、資金が増えるメリットになります。
高いローンを組むと、住宅設備や1人で購入できる家よりも大きな家を購入でき、自由度が高い家を建てられます。
長期間に渡りローンを組める
2世代で支払う住宅ローンは、通常期間よりも長いローンを組めます。
高齢者になると80歳までに完済しなければならないため、住宅購入が厳しくなります。
しかし親子リレーを選択すると、子どもの年齢を基準に返済額を決められて、長期間ローンを組めます。
親子リレーで住宅ローンを組んだときの注意点
住宅ローンを組んで支払うとメリットも多いですが、相続や子どもへの負担になってしまいます。
親子でローンを組む前に注意点として把握しておかないと、相続でトラブルになり、住宅を手放さなければならなくなるなど問題が発生しないように注意してください。
子どもへの負担が大きくなりやすい
親が80歳まで支払い続けられていると、想定した額のみを返済できます。
しかし親が80歳よりも前に病気や他界してしまい、ローン返済ができなくなると、想定以上の金額を支払う必要があります。
親がローンを組んで支払った家は相続税の対象
親子リレーで支払った住宅は、親子の共有物として扱われる場合が多いです。
親の支払い率が高いと、立地などによっては高額な「相続税」を支払う必要があります。
子ども名義にすると対策になりますが、ローンを支払う際に「贈与税」が発生する可能性があります。
まとめ
親子リレーは、ローン年数を2世代に渡って支払うローンの仕組みです。
親子リレーでローンを組むと、借入額が増えて設備を増加でき、長期的に返済できるなどのメリットがあります。
しかし、子どもの負担や親が他界した後に相続税を支払う必要がありますので注意点しておきましょう。
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