空き家などの不動産を相続した場合、相続した空き家をどうすれば良いのか処分方法に悩み、そのまま管理せずに放置してしまうことがあります。
しかし、空き家をそのまま放置するとさまざまなデメリットやリスクが発生してしまうため、相続した不動産も終活が必要です。
ここでは、相続した空き家を管理しないことによるデメリットや、解決策についてご紹介します。
相続した不動産の終活「空き家」になったときの管理
さまざまな事情から、相続した家が空き家になった場合でも、適切に管理することで老朽化を遅らせることができます。
空き家では湿気や錆、雑草が大敵で、これらを放置すると急速に老朽化が進んでしまいます。
そのため、月に一度は家の換気と通水をおこない、同時に掃除や庭の手入れをおこないましょう。
遠方で管理が難しい場合は、空き家管理サービスを利用することも一つの選択です。
相続した不動産の終活「空き家」のデメリット
「空き家」を管理せず放置すると、多くのデメリットがあります。
金銭的デメリット
●建物の老朽化で資産価値が下がる
●固定資産税の支払い
●維持費
所有者責任のデメリット
●倒壊や放火などの損害リスク
●不法侵入や不法投棄などの犯罪リスク
●特定空き家に指定される
などのデメリットがあります。
とくに「特定空き家」に指定されてしまうと「地域に深刻な影響を与える危険な空き家」として強制的に取り壊され、費用は所有者に請求されます。
支払いができない場合は、土地が公売により売却され、土地を失ってしまうこともあるので注意が必要です。
相続した不動産の終活「空き家」にしないための解決策
空き家は放置していると、デメリットが大きくなってしまいます。
解決策として「売却」「賃貸」「管理」などの方法を検討してみましょう。
「売却」のメリットは、売却益を得られるだけでなく維持費がかからなくなることや所有者責任がなくなることです。
「賃貸」は所有権を失いたくない場合や、将来的に活用する予定がある場合に向いています。
人が住むことで建物の劣化を防ぐことができ、賃料が得られるのはメリットといえるでしょう。
「管理」は所有を続け、空き家をメンテナンスすることです。
思い入れがある家で、売却や賃貸が難しい場合などに選択するかも知れませんが、金銭的にも負担が大きいので、なるべく早く次の活用方法を検討することをおすすめします。
まとめ
相続した不動産を「空き家」として放置してしまうと、金銭的にも社会的にもデメリットが大きくなってしまいます。
適切な管理や「売却」「賃貸」といった解決策を選択し、不動産の終活を進めると良いのではないでしょうか。
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