土地や建物などの資産を、運用して利益を得ている方は少なくありません。
一方で、土地や建物などの資産が利益を生み出すどころか、赤字にしかならないといったケースもあります。
このような物件を、負動産と呼びます。
本記事では、負動産とはどのような不動産なのか、相続放棄を含めた処分方法についても解説をします。
不動産の負動産とは
不動産の負動産とは、価値がなく利益を生み出してくれない資産を指します。
たとえば、空室ばかりの賃貸アパートやマンションなどが該当します。
空室の多いアパートやマンションでは、入ってくる家賃以上に出ているお金が増えてしまい、収支がマイナスになってしまうのです。
とくに、金融機関から融資を受けて物件を建設した場合には、ローンの支払いがあるため、収支がマイナスになってしまうのは珍しくありません。
また、親から相続した土地や建物などが、負の資産になってしまうケースも多々あります。
負動産になった不動産の相続放棄
負動産である不動産を相続することにはデメリットがあり、自信の生活に影響を及ぼす可能性もあります。
このようなときは、相続放棄を検討するのもひとつの手です。
相続権を放棄すれば、相続人でなかったとみなされるため、負の資産を引き継がなくても問題ありません。
ただ、相続権を放棄してしまうと、すべての資産を相続できなくなってしまうため、注意が必要です。
つまり、親の現金や美術品、有価証券なども相続できないのです。
そのため、相続権を放棄するのなら、事前にすべての資産価値を把握しておかねばなりません。
負動産になった不動産の処分方法
空き家になっている建物なら、空き家バンクに登録する処分方法があります。
また、土地なら自治体への寄附も可能です。
もっともポピュラーな処分方法は、不動産会社への売却です。
負の動産であっても、それなりの価格で購入してもらえるケースは少なくありません。
利益を生み出さない資産を所有し続けても得はありませんが、売却すればまとまった現金を手に入れられます。
売却方法には、仲介と買取といった2つの方法があります。
前者は、不動産会社に買主を探してもらう方法で、時間はかかるものの相場に近い額で売却できます。
後者は、不動産会社が直に買い取りしてくれる方法で、スピーディーに売却できますが価格は相場よりやや下がります。
まとめ
負動産である資産の種類や、相続放棄を含めた処分方法などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
負の資産は、所有しているだけで出費が増えるため、早めの対策を検討しましょう。
本記事でお伝えしたように、不動産会社への売却がおすすめです。
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