不動産を購入する際、まずどれくらいの予算が必要なのかを知ることが大切です。
そのためには、今の年収から適切な予算の金額を計算しておくと良いでしょう。
ここでは、不動産の購入を検討している方に向けて、年収をもとに不動産購入に必要な予算を計算する方法と、住宅ローンの返済比率について解説します。
不動産を購入するために必要な予算は年収の何倍?
不動産を購入するために必要な予算は、以前は「年収の5倍以内」と言われていました。
とはいえ、それは金利が3%前後の頃のこと。
現在は、住宅ローンが超低金利の時代です。
不動産を購入するための予算は、年収の5倍~7倍を目安にすると良いでしょう。
今の年収で不動産を購入するための予算の計算の仕方は?
不動産を購入するための、予算の計算の仕方は、次のようになります。
不動産購入予算=頭金+住宅ローン借入額
●頭金とは
頭金とは、不動産購入時に、手持ちの貯蓄などから購入額の一部を先に支払う現金のことです。
頭金を多くするほど、不動産を購入するための予算を多くしたり、住宅ローンの借入額を減らしたりできます。
しかし、不動産購入の諸費用や生活予備費などを手元に残しておく必要があります。
手持ちの貯蓄から、いくらを頭金にあてられるかを、把握しておきましょう。
●住宅ローン借入額とは
住宅ローン借入額とは、金融機関から住宅ローンを借りるときの「借入額」のことです。
金融機関が返済能力を審査し、借入可能額が決まります。
借入可能額の限度いっぱいに借りてしまうと、住宅ローンの返済が大きな負担になってしまう可能性も。
一般的には、借入額を年収の20%から25%以内にしておくと、安心して返済できると考えられています。
年収からわかる?不動産を購入するための返済比率とは?
金融機関で住宅ローンを借りる際に、無理なく返せる返済額の目安として用いられるのが、「返済比率」です。
返済比率とは、「年収に占める年間返済額の割合」のことで、次の計算式を使って求めることができます。
返済比率(%)= 年間のローン返済額の合計 ÷ 額面年収(合算) × 100
返済比率が高くなるほど返済の負担が大きくなるため、金融機関によって返済比率の上限が決められています。
たとえば、住宅金融支援機構の「フラット35」の場合の返済比率の基準は、
●年収400万円未満で30%以下
●年収400万円以上で35%以下
です。
一般的に30%~35%が返済比率の基準になっています。
住宅ローンの返済は長期間つづくものですので、不動産購入のための予算は、無理なく返済できる金額を設定することが大切です。
まとめ
不動産購入に必要な予算を年収をもとにして計算する方法と、住宅ローンの返済比率について解説しました。
これから不動産購入を検討している方は、返済比率などを参考にして、長期にわたって無理なく返済できるように予算を決めましょう。
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