マイホームなどの不動産売却を考えだしたら、「長く住んでるしリフォームしようかな」「今のままでは売りにくいのでは?」と、建物の状態が気になるのではないでしょうか。
しかし、リフォームしたからといって、必ずしも有利に売れるとは限らないようです。
今回は、不動産売却とリフォームの関係について解説します。
「リフォーム」が不動産売却前に必要ないといわれるワケ
意外にも不動産売却前のリフォームは、基本的には必要ないといわれています。
その理由として、リフォームで内装をきれいにしても、重視されるのは「築年数」とされているからです。
リフォーム後に売ると不動産の印象がよくなる可能性もありますが、一方で、建物の構造はそのままです。
また、大掛かりに費用をかけても、残念ながらその分を「売却価格に上乗せできない」というのも、必要がないといわれる理由です。
費用の数百万円かかった分を上乗せできても、相場より高くなって売れ残れば、結果的に不利になります。
そして、中古の不動産は、買主が購入後に自分でリフォームしたいと考えているケースも少なくありません。
そのため、手をくわえてしまうことにより、「ニーズに合わなくなる」という可能性もあるのです。
リフォームして不動産売却するメリットとデメリット
不動産売却では、買い手が購入前に値引き交渉をすることが多いです。
リフォームをしていると、目だった故障設備などで、交渉をもちかけられるリスクは軽減されるでしょう。
また、必ずしもではありませんが、ほかの中古不動産との違いがでて、早めに売れる可能性が高まることもメリットです。
一方で、費用を価格に上乗せできないことや、かえって買い手のニーズを逃してしまうことは大きなデメリットといえるでしょう。
さらに、注意したいのは、工事などをしている間に、売却に適した時機を逃すことです。
不動産の流通が活発になる1月から3月などは、売買の好機ですから、工事などは避けたいですね。
リフォーム不要で不動産売却につなげるケース
不要といわれる不動産売却前のリフォームですが、売却の決め手となる「内覧」などは、できるだけ成功させたいですね。
そこで活用できるのがハウスクリーニングです。
水回りや壁紙、網戸なども、プロによる掃除によって、費用をおさえながら効果的に印象づけられますよ。
まとめ
事前のリフォームは、早めの売却につながるメリットもある一方で、デメリットが多いことについても理解が必要です。
大掛かりな施工は不要でも、ハウスクリーニングなどを賢く活用することで、早期売却を実現したいですね。
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