不動産を探していると、「現状渡し」との言葉を見たり聞いたりすることがあるかもしれません。
メリットとデメリットがありますから、両方を踏まえてしっかり検討することが大切です。
今回は不動産の購入を検討している方や予定されている方に向けて、現状渡しとは何かについてご説明します。
不動産を購入するなら知っておこう!現状渡しとは何か?
現状渡しとは、物件の不具合を修理しないで売りに出すことです。
設備の故障や雨漏り、壁紙の破れなどの状態が考えられます。
なぜ、そのような物件が売りに出されるのかについては、いくつかの理由があります。
まず、築年数が経っていること。
古い物件は不具合も多く、すべて直すと大きな費用がかかってしまいます。
ですから、そのままの状態で安い物件を探している人をターゲットにしたほうが、スムーズに売れることもあるでしょう。
また、できるだけ早く売らなくてはならない事情があり、修理にかける時間がないなどの理由も考えられます。
不動産を購入するなら知っておこう!現状渡しのメリットとは?
不動産を現状渡しすることは、買主にも売主にもメリットがあります。
まず買主のメリットは、価格が相場よりも安いことでしょう。
その分お金を節約できるため、「安い中古物件を買って自分好みにリフォームやリノベーションしたい」と考えている方にもおすすめです。
物件によっては、さらなる値引き交渉に応じてもらえるかもしれません。
一方売主のメリットは、修理代をかけずに売れること。
手間や時間を省けることも、早く売りたい場合は助かるでしょう。
不動産を購入するなら知っておこう!現状渡しのデメリットは?
現状渡しには、デメリットもあります。
買主のデメリットは、そのままでは住めない場合が多いこと。
購入後に不具合を直す必要があるため、手間や費用がかかることを覚えておきましょう。
また売主は、契約不適合責任を問われる可能性があります。
買主に伝えていない不具合が見つかったときに、修理代などを請求されるかもしれません。
ですから、売却前にインスペクションを実施して、専門家に物件の現状をしっかりと診断してもらいましょう。
まとめ
現状渡しの物件を買うと、修理する必要が生じます。
ただ、その分安く購入できる場合が多く、浮いたお金をリフォームやリノベーションに使うことも可能です。
ですから、中古物件を自分の希望どおりに作り変えたいとお考えでしたら、現状渡しの物件も視野に入れて探してみましょう。
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